うさぎって何を食べるの? 食事の知識は重要です
うさぎは、非常に胃腸の弱い動物です。
うさぎの食事の与え方には、しっかりとした知識が必要となります。
うさぎにとってよい食べ物とは? ダメな食べ物ってなに?
こちらでは、うさぎの食事の基本をお伝えします
①うさぎの主食「チモシー(牧草)」の知識

①胃腸不良を起こしやすいうさぎにとって、繊維質の摂取しなければいけません。
②歯が伸び続けるうさぎは、固いチモシーをこすることで歯の伸びを抑制します。
②牧草の栄養を補助する「ペレット」
③うさぎが食べても「大丈夫な野菜」「食べてはいけない野菜」
④おやつの与え方・考え方(果物・野菜・ドライフルーツなど)
うさぎにとって、牧草やペレットなどの食材が「主食」だとしたら、
果物や野菜・ドライフルーツなどの食材は「おやつ(副食)」と言えます。
本当だったら、あまり与える必要のない食材といえますが、
喜んで食べてくれる姿を見ると、
私たち飼い主としては、たくさん「おやつ」を与えたくなってしまいます。
でも、与えすぎは要注意。
こちらでは、おやつの与え方・考え方についてご案内します。
うさぎは、犬や猫とは違い、大きな声で鳴いたりはしません。
一見、感情が解りにくい動物のように感じますが、実はそんなことはないんです。
彼らと一緒に生活をしていると
うさぎがとても感情豊かな動物だということが理解できます。
そして、その仕草や行動には、ひとつひとつ意味があるのです。
②【うさぎとのコミュニケーション】 うさぎの撫で方|撫でられると喜ぶ場所・嫌がる場所
犬は、お腹を向けて「撫でてほしい」とアピールしてきます。
うさぎだって、撫でられることは大好き。
でも「弱い動物」のため、弱点に触られるのを本能的に嫌がります。
「うさぎが撫でてほしい場所」「撫でられたくない場所」を知ることは、
うさぎとのコミュニケーションを取る上でとても大切です。
③【うさぎとのコミュニケーション】うさぎアレルギーの症状が見られたら |「被毛などによるアレルギー」と「チモシーによるアレルギー」
うさぎを飼っていると
「クシャミ」「目のかゆみ」「じんましん」「ぜんそく」などの
「アレルギー症状」に悩まされることがあります。
それまでは何もなかったのに、アレルギーは突然やってきます。
うさぎを飼うことで起こる可能性のあるアレルギーは2種類。
①うさぎの被毛などによる「うさぎアレルギー」
②チモシーに触れたり粉を吸い込むことで起こる「稲アレルギー」
クシャミが止まらないなど、少しでもおかしいなと感じたら、
「アレルギー症状」を疑いましょう。
うさぎの健康チェック編
うさぎは弱い動物です。常に健康管理には気を遣い、ちょっとした変化に気付くことが大切。
普段から抑えておきたいうさぎの健康ポイントをご紹介。
いざという時に慌てないためにも「うさぎの病気」について知っておきましょう。
①うさぎの鬱滞(うったい)うさぎが食べ物を食べなくなったら危険です。一刻を争う場合が多い胃腸不良「うっ滞」について
「うっ滞」とは、うさぎの胃腸不調のことです。
この「うっ滞」の症状が現れたら、一刻を争う場合が多いのです。
うさぎの命を守るために「うっ滞」になったらすぐに動物病院に行きましょう。
こちらでは、おそろしい「うっ滞」をできる限り予防するのために
私たちができること。普段から気を付けておきたいことをご案内します。
いざという時のために「うっ滞」の知識は大変重要です。
②毛球症【胃腸不良】うさぎは吐き出すことのできない動物。換毛期に大量の毛を飲み込んでしまったら・・・ブラッシングの重要性について
うさぎは、身体の臭いに非常に敏感な動物。
野生で生き抜くための本能として、
常に「においを消しておく」ことが刷り込まれているのです。
見ていると頻繁にグルーミングなどの毛繕いを行い、常に身体を綺麗にしています。
しかし、このグルーミングという行為には、実は大きな問題があるのです。
それは、毛繕いの時に誤って飲み込んでしまった
「体毛」がお腹の中で固まってしまい、「毛球症」という症状を引き起こしやすいということ。
こちらでは、「毛球症」についての解説、
そして「毛球症」をできる限り防ぐための知識をお伝えします。
③ソアホック【足裏の炎症 踵の抜け毛に注意】肉球のないうさぎの足裏は「繊細」床材でソアホック予防
うさぎの足の裏には「肉球」が付いていません(付いている種類も中にはあるようです)。
これは、人間で言ったら「靴」を履かないで外を歩いているようなもの。
このため、うさぎの足の裏はダメージを受けやすいため、
「ソアホック」という足裏の病気になることが多いのです。
ソアホック予防のためにも「床材」にはこだわりましょう。
こちらでは、「ソアホックとは何か」
そして「ソアホックをできるだけ予防するためにできること」
をご紹介します。
④不正咬合 【うさぎの噛み合わせ・歯の異常】1年に1cm以上伸びるうさぎの歯は「噛み合わせが重要」
うさぎの歯は一生伸び続けます。
「常生歯」と呼ばれるウサギの歯は、なんと1か月に1cm以上伸びるのです。
うさぎは、チモシーなどの食事の際に「こすりあわせる」ことで歯を削り、
一定の長さと正常な噛み合わせを保っています。
しかし、「噛み合わせ」が狂うと「こすりあわせる」できなくなってしまいます。
伸び続けた常生歯は、「不正咬合」と呼ばれる症状を引き起こします。
この不正咬合を早めに見分けるコツ・そして予防のために気を付けたいことをご紹介します。
⑤EZ症(エンセファリトゾーン症)うさぎの行動がおかしいと感じたら
「斜頸(しゃけい):ずっと首を傾げている症状」
「眼振(がんしん):眼球が揺れているように見える症状」
「ローリング:突然走り始めたと思ったら急にバタンと倒れる➪その場でグルグル回り続ける」
上記のような行動が見られた場合は「EZ(エンセファリトゾーン)症」の疑いがあります。
EZ症とは、「エンセファリトゾーン」という原虫が原因で発症する病気。
少しでも「おかしいな」と感じたら、手遅れになる前に動物病院に急ぎましょう。
⑥パスツレラ症 【初期の段階で気が付きたい】うさぎに「くしゃみ」や「鼻水」「涙」「目ヤニ」などの症状が見られたら
免疫力の低下などにより発症する「パスツレラ感染症」。
まずは「クシャミ」や「鼻水」・「目ヤニ」「涙」などの症状があらわれ、
しだいに身体の色々な箇所に感染が広がっていきます。
重篤化してしまうその前に。
なんとか「初期段階」で気が付きたい病気です。
うさぎを診てくれる動物病院
犬や猫を診てくれる動物病院はたくさんありますが、
「うさぎ」を扱える動物病院は、意外と少ないんです。
うさぎは「弱み」を隠す動物。気が付いた時には大変なことになっていることもあります。
うさぎの調子が悪くなってから動物病院を探すのでは間に合いません。
うさぎを飼ったら、まずは健康診断などを兼ね、
「うさぎを診察してくれる動物病院」を事前に探しておきましょう。
※こちらの「うさぎの飼い方・選び方」は内容の追加・更新を常に行っております。