EZ症(エンセファリトゾーン症)について
など、普段とは違う行動が見られる場合は、「EZ症」の疑いがあります。
このEZ症とは、「エンセファリトゾーン」という原虫(寄生虫)が原因で発症する病気。
EZ症は、現在でもはっきりと原因が解明されていない症状です。
自己判断をせず、異常を感じた時はすぐに動物病院に連れていきましょう。
まずは、うさぎを飼う上で「EZ症」という病気がある、ということを必ず覚えておいてください。
EZ症になると出る症状「斜頸」「眼振」「ローリング」
EZ症が発症すると、中枢神経に障害を起こすため、
うさぎの行動に異常が見られるようになります。
主に「斜頸(しゃけい」「眼振」「ローリング」と呼ばれる症状です。
※その他にも、痙攣や麻痺・白内障・食欲低下などの症状が見られることがあります。
以前飼っていた子がEZ症を発症した時の話

わたしが以前飼っていた「2代目さくら」も
EZ症を経験しています。
症状としては、
・突然走り出して壁にぶつかってしまう
・走っていたと思ったら、腰から崩れるように倒れこんでしまう
・倒れた状態でもがく、パニック状態になってしまうなど
慌てて駆け寄ると目の球が揺れている「眼振」の状態になっていました。
急いで動物病院に行ったところ、
「EZ症」との診断を受け、目の前が真っ暗になったのを覚えています。
病院で「駆虫薬」を処方してもらい、さくらのEZ症は改善。
早めに治療を開始したため、EZ症は完治しました。
EZ症の疑いがある場合は、すぐに病院へ
斜頸になったからといって「EZ症」を発症したとは限りませんが、自己判断は禁物です。
放置しておくと症状は悪化していきます。
EZ症は、投薬などによって症状が治まる病ですが、
処置が遅れた分だけ改善が難しくなります。
うさぎを飼い始めたら、必ず動物病院を探しておきましょう
うさぎを診てくれる動物病院は意外と少ないです。
何かあってから病院を探していたら間に合いません。
うさぎを飼い始めたら、まずは動物病院を選びましょう。
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