【うさぎ辞典】ジャパニーズホワイト(日本白色種)
真っ白な身体に真っ赤な目。
昔から日本で飼育されているウサギと言えば、
この「ジャパニーズホワイト(日本白色種)」です。
ジャパニーズホワイトの歴史
その歴史は長く、誕生は明治時代初期に遡ります。
日本にもともと存在していたウサギと海外品種の配合により誕生しました。
当時は、日本白色種とは呼ばれておらず、
身体のサイズにより呼び方が異なりました。
後に、それらが統一され「日本白色種」と呼ばれるようになりました。
当時は、ペットとして持てはやされていたそうです。
その後、「ニュージーランドホワイト」や「ジャイアントフレミッシュ」などと配合され、
ジャパニーズホワイトの大型化・家畜化が進みました。
明治中期~戦後にかけては、
「食肉」や「毛皮」などの畜産用として主に飼育されてきましたが、
現在では、飼いうさぎとして認知され始めています。
「実験動物」としての側面
日本白色種は、化粧品などの「実験動物」としての側面を持っています。
しかし、現在では、化粧品のための「動物実験」を禁止・問題視する国が増えています。
また、日本の大手化粧品メーカーにおいても、化粧品の動物実験を廃止する企業が増えています。
「学校うさぎ」としての側面
情操教育の一環として、学校で飼われているイメージの強かった日本白色種。
しかし、現在では「学校うさぎ」の劣悪な飼育環境が問題視されるようになってきました。
環境改善のための活動もさかんに行われており、「学校うさぎ」の飼育環境は徐々に見直されています。
ジャパニーズホワイトの特徴
身体の大きさは、3~6kg程度ですが、
中には10kgを超える大きなものも存在します。
まさに、日本版「ジャイアントフレミッシュ」と言ってもいい堂々たるサイズです。

性格は、穏やかで懐っこい子が多いようです。
飼育に関しては、大型種に含まれるため、大きな飼育スペースやケージを用意する必要があります。
体長
約40~50cm
さらに大きくなることも
中型~大型
体重
約3~6kg
さらに大きくなることも
品種改良
日本にいたノウサギ×海外種
その後、「ジャイアントフレミッシュ」「ニュージーランドホワイト」と配合された
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